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2月, 2022の投稿を表示しています

『星空へ!』(4.冬の星空1)

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冬の星空は、とても賑やかです。北半球で見ることのできる一等星は、全部で15個。そのうちなんと7個が冬の星座に含まれるのです。 なので、冬の星空は四季の星空の中で一番「豪華絢爛な星空」となります。 この星空に、星座絵を重ねてみると・・・ 一番目につく星座は、やっぱり「オリオン座」でしょうか。オリオンの右肩にある赤い「ペテルギウス」を中心に、左足の青い「リゲル」。そこから左回りに、おおいぬ座の「シリウス」、こいぬ座の「プロキオン」、ふたご座の「ポルックス」、ぎょしゃ座の「カペラ」、おうし座の「アルデバラン」。合計8個の冬の星座を賑わす一等星です。いやあ、見事ですね。 ところで、オリオンと対峙している牡牛ですが、この両者が戦うとどちらが強いと思いますか。そうです。牡牛の方が断然強いのです。なぜなら、牡牛は最高神ゼウスの化身なのですから、力持ちのオリオンとて到底かないません。

『星空へ!』(3.星の明るさと数)

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  星空で、一番明るく見える星を「1等星」、一番暗く見える星を「6等星」。古代ギリシャのヒッパルコスが、初めて星の明るさを段階的に分類したそうです。 肉眼で見える一番暗い星まですべて合わせても、その数は8,588個。「無限の星の数」と使われることもありますが、実際に肉眼で見える星の数は意外と少ないものですね。 それにしても、何でも初めて考える人って、すごいです‥‥‥。 尚、惑星を除いて、一番明るい星は冬の星座にあるおおいぬ座の「シリウス」。「焼き焦がすもの」と言うギリシャ語から来た名前だそうですよ。確かに、オリオン座の近くに位置し、周囲を焼き尽くしそうなほど明るい星ですね。

『星空へ!』(2.哲学の木) 

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  北の大地、北緯43度付近の秋の星空です。 丘の町「美瑛」の畑にたたずむ一本のポプラの木です。その姿が「物思いにふける人」を連想させることから「哲学の木」と呼ばれ、観光名所になっていました。 残念ながら、観光者のマナー違反が続発し切り倒されてしまったと聞きました。 木の枝から垣間見える木漏れ日、いや星明かりが、星空に深みを感じさせます。背景の星空が地平線付近まで明るく、とてもとてもきれいです。 (インターネットで見かけた印象的な一枚でした。北海道は空が広いので、なんと3つの季節の星空を同時に観ることができるのです。)

『星空へ!』(1.星狩り) 

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   暑い真夏の夜、姉弟で『ほたる狩り』へ出かけました。ふと夜空を見上げると、数え切れない程たくさんの星々。手が届きそうなので、虫取り網で「えいっ‥‥‥」。(インターネットで見かけた、心に残る一枚でした。)

にわかバードウオッチング7 カワラヒワ編(2)

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昨年の5月、二羽の雛鳥をつれたカワラヒワが我が家の庭にやってきました。雛鳥は翼を小刻みに震わせて、親鳥に餌をねだっています。親鳥は立派に子育ての役割を果たしていました。

にわかバードウオッチング7 カワラヒワ編(1)

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  我が家の庭にやって来た「カワラヒワ」です。庭に実ったヒマワリの種を逆立ちになりなが上手にとって食べていました。 「カワラヒワ」は私にとって、今まで見たことのない珍しい野鳥でした。ところが、ネット等で調べてみると低山地や平地に生息していて、意外にも私たちの身近にいる野鳥なのでした。見ているようで、見ていないものですね。 スズメやシジュウカラのようにあまり飛び回らず、地面を歩きまわること多いので、目をこらして藪や地面をよく見ないと見逃してしまいます。でも、翼を広げて飛び上がると、見事な黄色い羽が目につく美しい姿です。 カワラヒワはヒマワリの種が大好きです。カワラヒワはこの種を嘴でくわえながら回転させて上手に割ることができるのです。 スズメはヒマワリの種を割ることができません。殻に残った種にありつこうとカワラヒワの後を追いかけまわすので、カワラヒワはとにかく逃げ回ります。可哀想なカワラヒワです。