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にわかバードウオッチング6 メジロ編

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 「メジロ」は繁殖期、番(つが)いで庭にやってきます。一方のメジロがミカンを食べていると、もう一方のメジロはその横でジッと食べ終わるのを待っています。時折我慢できず、横からミカンを突っつくのですが、すぐに「だめよ。」と注意を受けます。 私にはメジロの雌雄別が分からないので、どちらが待ち役なのか判断できません。でも、様子から思うに、おあずけをされているのが雄で、雌が食べ終わるまでジッと待っているように見えます。メジロ界も女性上位のようです。(予想と偏見です) さて、そこへ別の新参番いが来ることがあります。そうなると、たいへんなことが始まります。餌場を巡っての争いが始まるのです。新参番いを近づけないように、全力で追い払います。ここでも追い払い役は雄の役割のようで、雄はどの世界でもたいへんです。(予想と偏見です)(シジュウカラやスズメとは好みの餌が違うせいか、争うことはありません)   それなら、もう一つミカンを入れた篭を用意してぶら下げると、それぞれの篭で仲良くミカンを食べるのではないかと思い。急遽二つ目の篭を作成。5m程離れたもう一方の庭の片隅にぶら下げてみました。さあ、結果はどうなったと思いますか? ①      二組の「メジロ番い」はそれぞれの篭を仲良く分け合って、ミカンを食べていた。 ②      仲良く分け合うことができず、追い払う様子が見られた。 そうです。答えは②です。繁殖のための戦いは厳しいようで、姿が見えなくなるまで追い回すのでした。5メートル程度離したのでは、近すぎたようです。 この写真は、繁殖期以外の時期に集団でやってきたメジロの様子です。かわいいですね。

にわかバードウオッチング5 シジュウカラ編

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  野鳥にもそれぞれ種による習性の違いがあるようです。 「シジュカカラ」は数羽の集団で庭へやってきます。比較的譲り合いの気持ちが大きいのか、それとも一網打尽を避けてか、一カ所に集中することはありません。          篭の中で口にしたヒマワリの種はその場で食べず、口に加えて近くの木の枝や茂みへ移動し、それぞれ散らばった場所で殻を割り食べています。   今で言う、三密を避ける習性で、狭い餌場を分け合って仲良く食べています。   シジュウカラはヒマワリの種も好きですが、牛脂も大好きです。